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遺言は遺言者の手書き(自筆)でないと駄目ですか?


遺言の方式としては、普通方式(民法967条~975条)と特別方式(民法976条~984条)があり、通常は普通方式によることになります。

普通方式の遺言の種類には、①自筆証書遺言(民法968条)、②公正証書遺言(民法969条)、③秘密証書遺言(民法970条)があります。

①自筆証書遺言では、遺言者がその全文を手書き(自筆)する必要があります(民法968条1項)。

なぜなら、自筆証書遺言を作る基本は、ⅰ全部を自筆で書く、ⅱ日付を書く(自筆)、ⅲ署名をする(氏、名の両方を自筆する)、ⅳ印を押す、ということになっているためです(民法968条)。

そのため、代筆、タイプライター、などによる作成は無効となります。

②公正証書遺言では、公証人が遺言者の口述を筆記するため、遺言者の自筆は必要ありません(民法969条3号)。

③秘密証書遺言では、遺言者の自筆である必要はありませんが、自筆でないときは、筆者の氏名、住所を、公証人1人と証人2人以上に申述する必要があります(民法970条1項3号)

秘密証書遺言は、自書である必要がないため、代筆、タイプライター、などによる作成でも有効となり得ます。



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