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亡父が生前に他の相続人に貸付けていたお金はどうなりますか?

A.  「相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する」(民法896条)と規定されているため、貸金返還請求権という被相続人の財産に属する権利は、相続人が相続できることになります。

  例えば、亡父には自分を含め3人の子(相続人)がおり、そのうちの1人(例えば、三男)に対し例えば500万円を貸していた場合には、その額をその相続人(三男)から回収することになります。

もちろん、遺産分割協議の中で、三男の相続分といわば相殺することも可能です。

仮に、三男が「借りたのではなく、もらったものだ」と主張した場合には、特別受益(民法903条1項)にあたるか、遺留分を侵害し、遺留分減殺請求の対象になるか(1031条)、を検討することになります。

このような主張はよくあることで、現実には親から子が借金をしているのですが、それを「もらったものだ」とか「自分が貸していた分を返してもらっただけ」などと言い逃れをする場合が多いのです。

そうした後々のトラブルを防ぐためにも、親しい間柄、それが親子や兄弟等の仲であっても、お金の貸し借りがあったときには借用書などの書面を作成しておくべきでしょう。


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