• TOP
  • 相続Q&A
  • 遺言執行者とはどんな役割をする人ですか?

遺言執行者とはどんな役割をする人ですか?

.遺言執行者(いごんしっこうしゃ) の役割は、遺言の執行に必要な各種の手続を行うことにあります。
 遺言に書かれた事項の中には、遺言が効力を発生すると同時にその内容が実現され、遺言の内容を実現するために特段の行為を要しないものもあれば、遺言の内容を実現するために、何らかの行為や手続を行う必要があるものもあります。
 例えば、登記の移転や物の引渡が必要となる場合もありますし、遺言による認知の場合には、戸籍の届出が必要になりますし、遺言による相続人の廃除の場合には、家庭裁判所に対する請求が必要になります。
 このように、遺言の内容を実現するために何らかの行為が必要になる場合、誰かがそれを行う必要があり、その役割を担うのが遺言執行者ということになります。

 遺言執行者は、遺言によって指定されている場合もありますし、指定されていない場合もあります。また、遺言によって指定された者が遺言執行者になることを承諾しなかったり、遺言執行者に指定された者が未成年者や破産者のため、遺言執行者になることができないという場合もあります。
 遺言執行者がないときは、家庭裁判所は、利害関係人の請求により、遺言執行者を選任することができます。
 
 もっとも、登記の移転や物の引渡などについては事実上相続人によって行われていることも多く、遺言の内容を実現するために何らかの行為が必要な場合に常に遺言執行者が選任されるわけではありません。

遺言執行者には、相続財産の管理など遺言の執行に必要な一切の行為をする権利があります。遺言執行者がある場合、相続人は相続財産の処分をするなどして遺言の執行を妨げることはできません。遺言執行者があるにもかかわらず相続人やその他の者が相続財産を無断で売却したとしても、その売却は無効となります。


アクセスマップ

弁護士法人 山本総合法律事務所は、県道・高崎渋川線沿い、第一病院そばです。

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

0_map.jpg

 

相続・遺言書・遺産分割に関するご相談はこちらから

souzoku banar.png