養子は、養親や実親が亡くなった場合、相続人となりますか?

A 養子は、縁組の日から、養親の嫡出子の身分を取得します(民法809条)。
  
よって、養子は養親の第1順位の相続人になります(民法887条1項)。

養子縁組とは、親子関係のない者同士を、法律上親子関係があるものとすることです(養子縁組により親となる者を、養親、子となる者を養子、と言います。)。

養子縁組には、「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の2つがあります。

普通養子縁組とは、養子が実親との親子関係を存続したまま、養親との親子関係をつくるという2重の親子関係となる縁組のことをいいます(民法809条)。

この場合における養子を、「普通養子」といいます。

特別養子縁組とは、養子が戸籍上も実親との親子関係を断ち切り、養親が養子を実子と同じ扱いにする縁組のことをいいます(民法817条の2第1項)。

この場合における養子を「特別養子」といいます。

普通養子の場合には、実親との関係においても実子であるという親子関係に変更はないので、実親の相続人にもなります。

これに対し、特別養子の場合には、養子と実親との親族関係は終了しているため、養子は実親の相続人にはなれません(民法817条の9本文)。

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