夫婦では遺言書は一枚で良いですか?

A 遺言書を2人以上の者が同一の証書ですること(共同遺言)はできません(民法975条)。

 

 遺言というのは本来、個人的なものです。
 秘密証書遺言の制度(民法970条)もあるくらいで、本人の真意が大切です。

 

 仲の良い夫婦が一緒に遺言をするというのは、微笑ましい感じもしますが、夫婦といえども相手の意思に拘束されて不本意な遺言をしてしまうこともあり得ます。

 

 それに、遺言はいつでも撤回できる(民法1022条)ものですから、共同遺言の場合には、1人1人が自由に撤回できないと困りますし、1人が勝手に撤回しても問題となります。

 

 これらの理由で、共同遺言は禁止されているのです。

 

 したがって、共同遺言は作成しても無効になります。

 

 仲の良い夫婦だったから有効、というわけにはいかないのです。
 

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