災害による死亡では、どの時点で相続開始となりますか?

A. 相続は、被相続人の死亡によって開始します。

 

ところが、大地震や爆発事故など、大きな災害で亡くなるケースでは、生死不明どころか、遺体の発見ができない場合、発見はできたものの本人かどうかの判別ができない場合があります。

となると、本当にその人が亡くなったのかわからないわけですし、死亡診断書や死体検案書の作成が不能という場合もあります。

そうした場合に、その事故に遭遇したかどうかが決定的ではなく生死が不明ということであれば、失踪宣告の制度を利用することになります。

つまり、危難が去って1年が経過したにもかかわらず、当人の行方・所在がわからない、生死もわからないということで、家庭裁判所に対して失踪宣告の請求をして、それが認められれば死亡したものとみなされます(民法30条2項)。

しかし、当該災害での死亡が確実であるならば、戸籍法の上では「認定死亡」という処理が可能です。

戸籍法89条により、水難・火災・その他の事変による死亡の場合、その調査をした官庁や公署の報告によって戸籍に死亡が記録されることになります。

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