相続人の一部を除外した遺産分割協議を有効と認めさせられますか?

 

A 


遺産分割協議は、共同相続人全員でなされることが必要であり一部の相続人が参加せずに行われた遺産分割は無効となります。

 

遺産分割協議は、共同相続人によってなされなくてはなりません。


 


  共同相続人には包括受遺者(民法990条)、相続分の譲受人を含みますが、個々の遺産についての持分の譲受人を含みません。


 


  遺産分割協議における共同相続人の確定は戸籍によってなされています。相続を原因とする所有権移転登記手続や銀行等金融機関での名義変更、解約手続についても共同相続人を確定するに足る戸籍謄本類を準備しなければなりません。そのため、実際問題としては戸籍上存在する相続人を除外して遺産分割協議がなされることや、戸籍上の非相続人が遺産分割協議に参加することは考え難いといえます。


 


  遺産分割は、分割内容が確定しているのであれば、全員が一堂に会する必要はなく、持ち回り方式でなされても問題はありません。


  ただし、分割内容が確定しないまま合意しても、意思の合致があったとはいえず、遺産分割協議は無効となります(仙台高判平成4420日)。

 

 

 より詳しいことにつきましては、相続の実務に精通した弁護士にご相談ください。

 

 

 

 

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