遺言執行者とはどういうものですか。


 

A 

1 遺言執行者とは

 


  遺言の効力が発生した後は、遺言の内容を実現させることになりますが、遺言者は既に死亡しているため、遺言者に変わって遺言を執行する者が必要となります。相続人が義務者として手続に関与することが可能であっても、遺言の内容によっては相続人の利益に反するため、相続人以外の者に遺言を執行させた方がよい場合もあります。


このように、遺言の内容を適正に実行させるために特に選任された者を遺言執行者といいます。

 

 

2 遺言執行者になれる者

 


  遺言執行者には、個人だけでなく、信託銀行、特定非営利活動法人(NPO法人)、社会福祉等法人であってもなることができますが、未成年者、破産者は遺言執行者になることができません(民法1009条)。

 

 

3 主な職務権限

 

(1) 認知の遺言がある場合の、認知の届出(民7812項、戸籍64条)

 (2) 相続人廃除、その取消しの遺言がある場合の、家庭裁判所への申立て(民893条)。

 (3) 特定遺贈、寄付行為等がある場合の実行

 (4) 遺言書を保管しているときは、家庭裁判所に検認の申立てをする(民10041項・2項)。

 (5) 執行の対象となる相続財産目録を遅滞なく作成し、相続人に交付すること(民10111項)。

 (6) 執行の対象となる相続財産の管理(民10121項)。

 

 

 

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