
遺言書がなく、一部の相続人が遺産を独占しようとしていたものの、協議により代償金の支払を受けた事例
事件の概要 事件の種類 遺産分割 解決方法 協議 相続人 Aさん(ご本人)を含めて4名 遺言書 なし 相続財産 不動産、預貯金等 相談の経緯 被相続人の死亡後、一人の相続人が「自分がすべてを相続し、他の相続人には代わりのお金の支払もしない」と主張。 遺言書が残されていなかった事もあり、相続人間の揉めごとに発展し、話がど... 続きはこちら≫


土地と借地権について
1.借地権について 借地権には、地上権と賃借権が含まれますが、問題となることが多いのは賃借権です。 賃借権は、土地を利用できる権利ですから、場合によっては高額で売買されることもあり、それ自体が財産的な価値を有しています。 このような賃借権は、賃貸借契約を結んだ借地人が死亡したからといって消滅するものではありません。借地... 続きはこちら≫


生きているかわからない場合に相続できるの?
1.生きているかわからない場合には 自然的死亡(医学的に死亡が確認された状態)によって相続が開始されるというのが一般的ですが、水難、火災その他の事変によって、死亡したのは確実であるが、遺体が見つからないという場合があります。 このような場合に、その取調べにあたった役所(海上保安庁、警察署長など)が死亡の認定をして、戸籍... 続きはこちら≫


内縁の妻がいた場合や離婚調停中の相続はどうなるのでしょうか?
1.内縁の妻がいた場合 (1)内縁の夫・妻には相続権が無い 法律上、内縁(事実上の夫婦関係はあるが婚姻届が出されていない状態)の配偶者には相続権が認められておりません。 したがって、内縁の妻は、原則として被相続人である内縁の夫の財産を相続によって取得することはできません。 被相続人が死亡した場合、配偶者は常に相続人とな... 続きはこちら≫

数十年前に離別した親の相続人となってしまい、管理できない不動産を相続放棄した事例
事件の概要 事件の種類 相続放棄 解決方法 相続放棄の申述 相続人 Eさん(ご本人)を含めて2名 相続財産 不動産、その他は不明 相談の経緯 ある日、Eさんのところに突然市役所から固定資産税の支払い請求が届きました。 身に覚えのない内容だったため市役所に問合せてみると、「数十年前に離別した親の相続人」となっている事が分... 続きはこちら≫